蒼い季節を知っている。

らぶとぅーんのどらまーを愛でる。

六本木の夏に想いを馳せて。


今年もEXシアターにアツい夏がやってくる───。





先日18日より始まった『ガムシャラ!サマーステーション』。
Mr.King vs Mr.Prince*1による特別公演でスタートを切り、本日23日からは目玉企画である、パフォーマンスバトルを含めたVS公演が始まる。

今年のパフォーマンスバトルは25人が5チームに分かれ、総当たり戦を行い、上位3チームだけが決勝戦に進める、という仕組みである。
ジェシー率いるチーム我はショーバスケット、岩橋玄樹率いるチーム武はフリースタイルダンス、神宮寺勇太率いるチーム者はファンカッション、松村北斗率いるチーム羅はダブルダッチ安井謙太郎率いるチーム覇はインラインスケート、という演目だ。
どのチームも練習に練習を重ね、本番に挑んでくることだろう。



私が応援しているのは、勿論自担の所属するチーム者である。チーム者は昨年のファンカッション経験者である神宮寺勇太(17)・田島将吾(16)、打楽器未経験者の松田元太(16)・羽生田挙武(17)、そしてドラム歴5年目の萩谷慧悟(18)の5人だ。

5月20日、それは自担の出演するクリエH公演の3日前のこと。発表されたその事実に、私は色んな感情が渦巻いた。

まずは何より、自担である萩谷くんが出るという喜び。
昨年は出演しなかった自担。その自担が今年は出るというのだから、これ以上ない喜びである。

そして、その後に感じたのはメンバー構成に対する不安だった。
今回のチーム者の最年長は自担である。自担が現場で最年長なのは、恐らく今回が初めてであろう。いつも最年少、そうでなくとも圧倒的に年少者のポジションであった。「はぎちゃん、はぎちゃん」とお兄ちゃんJr.から甘やかされ、育ってきた自担。そんな自担が最年長。

うーん、不安だ。何せ自担はどうも抜けているとこがある。鬼のマイペースでもある。
そんな自担が最年長として、チームを引っ張りあげていくことが出来るのだろうか。年下のリーダーを支えきれるだろうか。
大変失礼ながらにそんなことを感じた。

とはいえ、年齢的なものにはさして問題はない。最年長は18、最年少は16。自担はまだ誕生日を迎えてないから、学年的には3つ差なわけだが、大して年の差のない、同世代Jr.達で構成されている。
年齢的な問題は、むしろチーム覇の抱える問題*2である。

ただ年齢差の問題はなく、チーム者の場合は、Jr.歴の差が大きい。自担が入所したのは、2007年冬*3。他の子の入所日は残念ながら存じあげていないが、恐らく2、3年くらいの差はあるんじゃないだろうか。Jr.歴の差に加え、そもそも活動ラインが自担1人だけ大きく違っていて、他の4人とはこれまでほとんど接点がないのだ。だから、チームが発表された時、私は「何故このメンツに自担?」という気持ちでいっぱいだった。

そもそもプライベートでJr.とあまり過ごさない自担。鎖国Jr.*4として有名な自担。
果たして、彼は開国していけるのか──。

そんな要らぬ心配、本人からすればお節介でしかない不安を少々持ちつつも、楽しい夏がやってくる予感しかしていない。本当にこれに関してはお節介もお節介だと思うから(笑)。



さて、チーム者はどんな夏を過ごすのだろう。



サマステの発表されしばらくして、今年も地上波ガムシャラでは各チームの練習風景が放送され始めた。1回につき、3チームずつ、各チーム6~7分ほどの映像が用意されている。
仲間同士でぶつかり合うチーム、年齢差の壁にぶつかり合うチーム…それぞれの課題を乗り越えていく各チーム。そこには数々のドラマが生まれていて、見るものを魅了する。ファンは数々のドキュメンタリーを目の当たりにし、この夏への想いを募らせていく。

チーム者もこれまでに3回、練習風景が放送された。そのなかで私が感じたチーム者の印象は『チーム感がない』。(※勿論沢山良い印象もあったが、ここでは取り急ぎ課題的印象のみ述べておく。)

チーム者は非常に穏やかなグループだ。5人共、少し控えめなのかもしれない。自担に関してはあまり控えめな性格とも思わないが、やはり先輩後輩の壁からか、気を使ってるのか、何なのか、深く踏み込んでないように思う。仲間同士でぶつかり合うことも特になかった。それ故か、チーム者には何となくチームとしてのまとまりがない。ギスギスするわけでもなく、ぶつかり合うわけでもなく、良くも悪くも平和なチームなのだ。

うーん、なんというか。別にぶつかり合ってほしいわけではなくて、上手く言葉に出来ないんだけど、チーム我や覇なんかは特にチーム感があって、みんなでやってやろうぜ!!みたいなのが読み取れるのに、チーム者にはそんな雰囲気がない。全くないとは言わないけど。

チーム者の練習風景2回目なんかがそうかもしれない。チームの雰囲気が何とも言えない状況になった時、誰もが「どうしたらいいんだこの空気」という表情を見せた。勿論、2回目の放送で初期段階だから、今はもっと改善されてるかもしれない。だけど、チーム者のあの空気感を見た時、「あぁ、あそこのチームだったら、この子がこんな風に対応して、この子がこんな風に対応するだろうになぁ」と私は思ってしまったのである。

どんな人がどんな想いを持って、今年のチーム者にこの5人をチョイスしたのか分からない。だけど、この5人がここに選ばれたのは"運命"である。
この5人で活動することは、この夏限定なのだ。サマステのパフォーマンスバトルに出られるのは、大勢いるJr.の中でたったの25人で、その中でチーム者に選ばれたのはたったの5人なのである。年齢やJr.歴、活動ラインなんて関係ない。この5人はこの夏共に過ごすチームという名の運命共同体なのだ。

せっかく選ばれたのだ。何故もっと歩み寄らないのか。
チーム覇が先生に言われた一言は、きっとチーム者にも言える。「君たちチームだろ。」

多分、1人1人の意識はものすごく高い子達だと思う。出来ない自分が悔しくて、早めに来て練習するような子達だ。「1人1人が自覚してほしい」と神宮寺くんは言い、「長い期間だけど、自分との闘いだと思う」と萩谷くんは言った。
1人1人の意識は高いからこそ、このチームがひとつになった時、きっとそのパワーは絶大である。





弱い頭で語れば語るほど、よくわからなくなってきて、もはや何が言いたいか自分でも全く分からなくなってきてしまったけど(笑)。



2015年の夏は一度きりだ。
神宮寺・萩谷・田島・松田・羽生田のチーム者もこの夏一度きりだ。
勿論、優勝してくれることを夢見ている。しかし何より、彼らが楽しんでパフォーマンスしてくれるのが1番である。彼らが一致団結して、最高のパフォーマンスを──。

松田くんは言った。「いい思い出を作りたい」と。作ろうではないか。今この瞬間にしか出来ない、最高の思い出作りを。



本日から始まる『ガムシャラ!サマーステーション VS公演』。
者的初日は明後日の25日。彼らは一体どんなパフォーマンスを見せてくれるのか。

一度きりしかない、2015年の夏。彼らと共に全身全霊で楽しみたい。



神宮寺くん、萩谷くん、田島くん、松田くん、羽生田くん。
新生チーム者及びそのファン全員が怪我なく無事に、笑顔でこの夏を過ごせますように。

*1:ジャニーズJr.の平野紫耀・永瀬廉・高橋海人・神宮寺勇太・岩橋玄樹・岸優太による期間限定ユニット。テレ朝夏祭りのスペシャルサポーターをつとめる。

*2:最年長は安井謙太郎(24)に対し、最年少が井上瑞稀橋本涼(15)という、年齢差9歳のチームである。ただし、チーム覇は既にこの問題を解決している。ただただ凄い。

*3:萩谷くんの入所日は2007年12月19日。

*4:プライベートで周りと接さない萩谷くんのことを安井くんが「プライベートでは鎖国してる印象」と過去に雑誌で表現。